皮膚科のご案内
皮膚、耳や被毛に関する診療科です。
皮膚科の病気は原因究明が大切です。
検査はもちろんですが、下記の事柄を確認します。
- ノミやダニの予防の有無
- 発症時期
(症状がいつから出ているのか?、小さい頃からか?、中高齢になってからか?)
- 食生活
(普段食べているものはなにか?、過去に食べたことがあるものはどのようなものがあるのか?、おやつは与えているのか?)
- 飼育環境
(同居の動物はいるのか?、同居動物がいるなら同じ症状がでていないか?、観葉植物があるか?、タオルや布などはどのようなものを使っているか?)
- 家の外に出る機会はあるのか?散歩はどのような所に行くか?
- 家族の方(人)に動物と同じ症状が出ていないか?
- 季節性はあるのか?通年性か?
- 皮膚や耳以外の症状の有無
(多飲多尿があるか?、お腹が張ってきていないか?、皮膚全体のシワが目立つようになっていないか?、疲れやすく運動量が落ちていないか?、目ヤニや鼻水は目立っていないか?)
- 避妊去勢の有無と実施時期
- 動物の性格
(ストレスを受けやすい性格か?、分離不安はないか?、攻撃衝動はないか?)
- シャンプーやトリミングの実施頻度と使用しているシャンプー剤の種類
- 治療中の病気や既往歴はあるか?
- 内服中の薬やサプリメントはあるか?
など多岐に渡る項目を飼い主様から丁寧に聞いて、診断につなげペット達の皮膚症状に合わせた治療方法をご提案いたします。
病気の種類
ノミ・ダニの感染、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー性皮膚炎、膿皮症、ニキビダニ症(毛包虫症)、マラセチア性皮膚炎、外耳炎(細菌性、マラセチア性、食物アレルギー性皮膚炎、アトピー性、耳ダニ、異物、腫瘍)、疥癬、甲状腺機能低下症、クッシング症候群、性ホルモン関連皮膚症、アロペシアX、心因性脱毛、淡色被毛症候群、パターン脱毛、脂漏性皮膚炎、不全角化症、皮膚糸状菌症、免疫介在性皮膚疾患、腫瘍(がん)による皮膚症状など皮膚に関する診療
このような症状がある場合は受診をおすすめします。
- かきむしり跡がある
- かゆいしぐさをする
- 皮膚や耳が赤くなっている
- 頭を振ったり耳を振ったりする
- 皮膚のカサつきが目立つ
- 目や耳のまわりが赤く腫れている
- 足や体をよく舐める
- 毛が薄くなっている部分がある
- かさぶたや発疹がある
- 耳や体が臭うようになった
- 耳の汚れ(アカ)が目立つ
など
診療の流れ
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STEP01
- まずはお電話にてご相談ください。
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STEP02
- 診察のご予約を取っていただきます。
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STEP03
- 診察後に当日か後日改めて皮膚の精密検査を行います。
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STEP04
- 検査結果のご報告と治療方法のご相談をします。
- 検査には準備が必要なことがございますので、余裕をもって数日前にご予約ください。
- 継続的に投薬治療、塗り薬、薬用シャンプーによる薬浴、保湿などのスキンケア、必要に応じて食事療法や飼育環境の改善など、様々な角度から治療のアプローチを検討いたします。
メッセージ
何かおかしいなと思ったらそのままにせず、まずはご相談ください。
気になること、分らないこと、不安なことがあれば些細なことでも構いませんのでどうぞお気軽にご相談ください。
診療時間:午前9:30-12:00/午後16:00-19:00
(休診日:日曜午後/水曜終日/祝日終日)